皆様、おはようございます。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
本日は、上司のパワハラに耐えかねた男性からの依頼を受け、現場を押さえるために素行調査を行った事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■上司のパワハラでげっそりとやつれた依頼者
依頼者:浜松市 30代 会社員 Hさん
Hさんは、一目でわかるほどお疲れの様子でした。明らかにやつれていますし、目の下には隈ができています。実際、ここ最近はぐっすりと眠れていないのだそうです。Hさんをここまで追い込んだのは、上司によるパワハラでした。
上司はもともと仕事に厳しい人だったのですが、Hさんが仕事のことで遠回しに反論して以来、Hさんを目の敵にするようになったのだといいます。他の社員の前でHさんを容赦なく叱りつけ、必要もないのにHさんの仕事を1日見張るなどは日常茶飯時とのこと。それでも、会社の中にいる間は、かろうじて常識の範囲らしいのですが……。
■パワハラの証拠を確保するため、尾行調査を実施
上司のパワハラが本当に恐ろしいのは、会社の外にいる時なのだといいます。Hさんは「再教育」の名目で、上司の仕事に同行させられることが増え、仕事の後は頻繁に飲みに連れて行かれるとのこと。そのいずれにおいても、Hさんは人格を否定されるレベルで罵倒されることが多く、胸ぐらをつかまれたり腹を殴られたりしたことすらあるそうです。
当然Hさんは、退職も考えたといいます。しかし、このご時世に転職活動をするのは不安があり、会社自体は嫌いではないことから、できれば上司のパワハラをやめさせたいとのこと。そのためには、できるだけ多くのパワハラの証拠をつかみ、会社に提出するしかありません。相談の結果、社内での記録用にICレコーダーを貸し出し、Hさんと上司が外出する時は我々が尾行することになりました。
■パワハラの実態は想像以上だった。上司は処分・異動に
調査初日、私たちは取引先を訪問するHさんと上司を尾行していました。最初は特に変わった様子はなかったのですが、取引先から出てきた後、上司が突然Hさんを罵倒。その内容は聞くに耐えないほどで、何かあったのだとしてもやりすぎです。
その後も、タバコの煙を吹きかけながら足を踏みつけたり、居酒屋でひたすら悪口を浴びせ続けたりと、執拗なパワハラの様子がカメラに収められました。こんなことが毎日続いては、誰でも潰れてしまうでしょう。Hさんは相当我慢強い方なのではないでしょうか。
数回の調査の末、十分すぎるほどの証拠が確保できたので、Hさんは会社に提出。しばらく後、事態を重く見た会社によって、上司には厳しい処分が下されたそうです。さらに上司は別の部署に異動となったため、もう顔色を気にしなくて済むとのこと。Hさんがのびのびと仕事をできるようになり、本当によかったと思います。
■浜松市の社員素行調査は、スマイルエージェント静岡へ!
2020年6月、いわゆるパワハラ防止法が大企業を対象に施行されました。今後、パワハラの取り締まりはどんどん厳しくなっていくと考えられます。せっかく作られた法律を有効活用するためには、被害者が泣き寝入りせず立ち向かうことが大切です。パワハラの証拠を確保したい時は、ぜひスマイルエージェント静岡にご相談ください。