皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、親世代のご近所トラブルを受け継いでしまい、嫌がらせ調査を行った男性の事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■父の死後、息子の周囲で嫌がらせが発生
依頼者：浜松市 50代 会社員 Eさん
Eさんのお父さんは、4ヶ月ほど前に他界されたそうです。昨年には余命宣告をされており、長く持った方だとのこと。最近の世の中の状況を考慮し、葬儀は近親者のみで行いましたが、その後も多くの方からお悔やみのあいさつを受け、お父さんが慕われていたことがよくわかったといいます。
ところが、四十九日を過ぎた頃から、Eさんの周囲で異変が起こり始めました。家の壁に落書きをされたり、車に傷をつけられたりといった、悪質ないたずらが頻発するようになったのです。門柱に立ち小便をされていたこともあったとか……。最初は我慢していたEさんも、とうとう堪忍袋の緒が切れ、犯人を特定するために当社を訪問されたのでした。
■父は境界線トラブルを抱えていた。その相手が犯人か？
実はEさんには、犯人の心当たりがありました。近所に住んでいる、Mという高齢の男性です。Mは、所有する土地の境界線をめぐって、Eさんのお父さんと争っていたとのこと。いろいろな調査の結果、お父さんに有利な形で決着がついたのですが、Mの恨みを買ってしまったらしく、お父さんはしばしば難癖をつけられていたといいます。
そして、お父さんが他界されたことで、件の土地はMさんが相続しました。その結果、恨みの矛先がEさんに向いた可能性があるのです。「もう決着のついた問題だし、私自身はあちらとほとんど話したこともないのに……」。Mさんは、土地と一緒にトラブルも受け継いでしまったことにうんざりしておられました。
とはいえ、先方が悪いのは明らかですから、大人しくしている筋合いはありません。我々はEさんから依頼を受け、Mが嫌がらせをしている証拠を押さえることになりました。
■犯人は予想通りの人物。被害額を弁償させることに
この手の嫌がらせは、夜中に行われるのがよくあるパターンです。しかし、Eさんご一家は全員が働きに出ており、周囲の人通りも少ないため、日中でも嫌がらせが発生しているとのこと。そのため、Eさんが在宅している土日の日中を除き、昼夜を問わずご自宅周辺で張り込むことになりました。
すると、調査初日の昼間から、さっそく怪しい人物が出現。家の周辺に、何やらひどい臭いのする汚水をまいて行きました。マスクをしていましたが、髪型などを見る限りMに間違いありません。もちろん尾行調査を行い、Mの家に入っていくところを確認しました。
最終的に、Mは合計3回出現。以前に比べて、嫌がらせの内容はより悪質になっており、証拠としては十分です。後日、Eさんは調査報告書を持ってMの自宅を訪問。Mは何かを察したのか入れ違いで逃げていましたが、事情を知った息子さんの謝罪を受け、被害額の弁償を約束してもらえたそうです。このトラブルがEさんの世代で絶たれ、信頼関係を回復できるといいですね。
■浜松市の嫌がらせ調査は、スマイルエージェント静岡へ！
ご近所トラブルは、時として泥沼の争いに発展します。嫌がらせから逃げるため、引っ越しを選択するケースさえあるほどです。悪質な嫌がらせを受けている時は、スマイルエージェント静岡にご相談ください。犯人の特定、嫌がらせの証拠の入手などにより、全力でご依頼者様をサポートさせていただきます。
