皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、防犯カメラにスプレーを吹き付けて撮影不能にし、社用車のガラスを割るという悪質な嫌がらせが繰り返された事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■社用車のガラスが割られ、防犯カメラも潰されていた!
依頼者:静岡県裾野市 50代 経営者 Oさん
1ヶ月ほど前、Oさんの経営する会社でとんでもない事件が起きました。朝、従業員が出勤してきたところ、駐車場にとめてあった社用車のガラスが割られていたのです。前日の夕方に退勤した時は、確かに無事だったはずなのに……。
何者かが夜間にガラスを割ったのは間違いないため、Oさんはすぐさま防犯カメラの映像を確認しようとしました。ところが、従業員から「防犯カメラに黒い塗料みたいなものが吹き付けられてます!」との報告が。
そう、どうやら犯人は、犯行の様子を撮影されないよう、先に防犯カメラを潰していたらしいのです。映像を確認すると、画面外からスプレーを持った手が伸びてきて、画面が真っ黒に塗りつぶされる様子が映っていました。
実にひどいイタズラですが、起きてしまったものはどうしようもありません。Oさんは従業員に指示を出し、社用車と防犯カメラの修理・交換を行いました。加えて、再犯防止のため、防犯カメラの台数も増やしてみたのですが……。
■数日後に再び被害が! 内部犯行説が流れ社内の空気は最悪に
「ほんの数日後にまたやられたんです。新しく取り付けた防犯カメラまで、ご丁寧に潰されていましたよ」
何と、犯人は強化された防犯体制をものともせず、犯行を繰り返したのです。防犯カメラの位置からいっても、1つを潰そうとすれば別のカメラに映ってしまうはずなのですが、非常に絶妙な位置からスプレーをかけています。まるで死角を把握しているかのように。
このせいで、「犯人はウチの従業員なのではないか」という疑惑が持ち上がり、社内の空気が非常に悪くなりました。社用車と防犯カメラの修理費用も安くありませんし、営業活動にも支障をきたしており、もはや単なるイタズラの域を超えています。
もちろん、警察には被害届を出しましたが、せいぜいパトロールを増やしてくれるくらいで、積極的な捜査は望めそうにありません。そもそも、防犯カメラを潰されたために、手がかりが何もない状態なのです。Oさんは悩んだ結果、従業員には内緒で探偵に調査を依頼し、犯人を特定することにしました。
■犯人は数ヶ月前にやめた元従業員だった! 動機は逆恨みか
Oさんから相談を受けた時点で、2回目の事件から1週間が経過し、社用車や防犯カメラの修理・交換も終わっていました。1回目と2回目の間隔を考慮すると、すぐにまた犯人が現れてもおかしくありません。我々は即座に調査を開始し、夜間に駐車場の監視を行いました。
すると、もう日付も変わって人々が寝静まっている頃、怪しげな人物が出現。不審者は周囲を見回しながら慎重に移動し、防犯カメラの死角からスプレーを吹き付けました。そしてすべてのカメラを潰すと、ハンマーのようなものを取り出し、社用車のガラスを破壊して立ち去ったのです。
尾行調査の結果、犯人の正体は数ヶ月前に退職した元従業員だと判明。当時大きなトラブルを起こした負い目から会社をやめたそうなので、それを逆恨みしての犯行と思われます。もともとあったカメラはともかく、新しい防犯カメラにも一切映っていなかったのは、単に現場をよく観察していたからのようです(対応を読んでいたというのもあるのでしょう)。
Oさんはひとまず、現役の従業員が犯人でなくてホッとしたとのこと。調査で得られた証拠は警察に提出し、元従業員には然るべき罰を受けてもらうそうです。
■静岡県内での嫌がらせ調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
防犯カメラは非常に有効な防犯対策ですが、そのことは嫌がらせ犯もよくわかっています。先に防犯カメラを機能停止させ、堂々と犯行に及ぶケースは珍しくありません。カメラだけではどうにもならない時は、探偵の調査によって証拠を押さえるのがおすすめです。お困りの際は、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。
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