皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、取引先からもたらされた情報によって、営業担当者が業務中に飲酒をしている疑いが浮上し、確認のため調査を行った事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■営業マンが酒を飲んで取引先を回っている!?
依頼者:静岡県静岡市 50代 会社役員 Gさん
Gさんは先日、大変「けしからん話」を耳にしました。自社の営業マンが、酒を飲んだ状態で取引先を回っている疑いがあるというのです。
「問題になっているのは営業のAという男です。何でも取引先に行った時に、ちょっと酒臭いことがあったみたいなんですね。で、別に向こうから苦情を言ってきたわけではないんですが……。取引先とつながっているのは何もAだけじゃないので、いろんなルートで弊社に情報が入ってきたようです」
当たり前ですが、業務中に飲酒をしていいはずがありません。それも、営業担当者が酔っ払った状態で取引先を訪問したとなれば、言語道断です。取引先との信頼関係にも関わる問題なので、営業の責任者であるGさんは対応せざるをえなくなりました。
■言い逃れをさせないため、探偵に調査を依頼
さて、Aの「酔っ払い営業」の真偽を確認しようとしたGさんでしたが、事はそう簡単ではありません。何しろ、今手元にあるのは「Aが取引先を訪問した時に酒臭かったことがあるらしい」という情報だけ。今Aを問い詰めたところで、「そんなことはしていません」と言い返されて終わってしまうでしょう。
また、最近は新型コロナ対策として、取引先に出入りする際はアルコール消毒が必須です。特にGさんの会社は扱っている商品の性質上、しっかりと消毒をするよう社員に指導してきました。つまり、アルコール消毒のニオイが残っていただけだ、と言い張られる可能性もあります。
どうやら真相を明らかにするためには、外回り中のAを追いかけてみるしかなさそうです。Gさんは探偵に素行調査を依頼し、Aが会社の外で何をやっているのかを徹底的に調べてみることにしました。
■言語道断! 対象者は業務中の飲酒を繰り返していた
調査当日、我々は営業活動に出かけたAを密かに尾行しました。Aは営業活動自体は真面目に行っているらしく、午前中は2つの取引先を回り、特に変わったこともなくお昼を迎えました。
するとAは、お昼ご飯を食べに入ったお店で定食を注文。そして何と、一緒にビールを注文したではありませんか。確かにこの日は暑かったので、昼から飲むビールはさぞかし美味しかったでしょうが、業務中にやっていいことではありません。
Aは午後からも予定通り取引先を訪問し、夕方に帰社しました。つまり、少なくとも午後の最初の方に回った取引先は、酔っ払った状態で訪問したことになります。その後も何度か調査を行った結果、Aは毎回ではないにしても、業務中に飲酒していることがあると判明しました。
Aはとてもお酒に強い人で、多少飲んだ程度ではまったく顔に出ないそうですから、これまで発覚しなかったのでしょう。その後、Aに厳しい処分が下されたことは言うまでもありません。
■静岡県内での社員素行調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
外回り中の営業担当者には、上司や同僚の目が届きません。それをいいことに仕事をサボったり、不適切な行為をしたりする人もいます。その結果として、関係者を巻き込む大きなトラブルに発展することもあるため、十分な注意が必要です。社員の素行が気になる時は、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。