皆様、おはようございます。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Yです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、社用のETCカードの明細を確認したところ、営業担当者が仕事をサボっている疑いが浮上したため、探偵に調査を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■ETCカードの明細と営業日報を照らし合わせてみたら……
依頼者:静岡県富士宮市 50代 会社役員 Mさん
Mさんの会社では、最近とある問題が持ち上がっていました。営業部員Aが、外回りの営業活動をサボっているのではないかというのです。
きっかけは、従業員の使用している社用のETCカードの明細を、営業活動の日報と照らし合わせてみたことでした。これまでも事務方が明細のチェックは行っていたのですが、明らかにおかしな点があるかどうかを確認していただけで、その内容が日報と矛盾するかどうかまでは確かめていなかったのです。
それが先日、「念のため」ということで明細と日報を照らし合わせてみたところ、Aの行動に不審な点が見つかりました。高速道路に出入りしている時間と行動の記録が、微妙に噛み合っていない部分がいくつも見つかったのです。さて、どうしたものでしょうか?
■サボりの決定的な証拠を得るため、探偵に調査を依頼
Mさん曰く、Aの日報の不審点はあくまでも「微妙に違和感がある」という程度で、「一発アウト」というものはなかったのだそうです。たとえば、高速に乗らないと行けない得意先を訪問したのにETCカードに履歴が残っていないなど、一目で嘘だとわかるような記録は見当たりませんでした。
「流石にそれは簡単にバレてしまいますから、本人としても気をつけているんだと思いますよ。でも、一応高速で県外に行っておいて、現地では仕事をサボるということはできますよね。我々も確認のしようがありませんし、現状ではAに対して何か処分を下すということは難しいです。問い詰めても不正を認めようとはしないでしょう」
もし本当にAが仕事をサボっているのなら、まさに給料泥棒であり許されないことです。それに、業績の低下につながるかもしれませんし、訪問頻度が下がることで取引先の信頼を失うかもしれません。危機感を覚えたMさんは、探偵にAの調査を依頼し、実態をはっきりさせることにしました。
■言語道断! 高速を使ったのに仕事をサボり風俗まで……
Aの受け持ちの取引先には、高速に乗らずに行けるところもたくさんあります。もちろんこれらの取引先も、Aが真面目に訪問しているという証拠はありません。そのため、調査は高速道路の使用予定を問わずに行うことになりました。
その結果、やはりAは営業活動をサボっていることが判明。ごまかすのが難しそうな大口の取引先のみを訪問し、何とでも言い訳できそうな小規模な取引先は、しばしば訪問をサボっているとわかったのです。
特にひどい時は取引先をほとんど回らず、ネットカフェなどで時間を潰した挙句、風俗店まで利用していました。しかもこの日は、早い時間帯から高速を使って移動していたのです。つまり、この日の日報の内容はほとんど作り話ということに……。
Mさんは「まるで会社の金で観光に行っているようです」と激怒。Aに事情の説明を求めたところ、サボりは事実だと認めたため、懲戒処分が下されることになりました。今後のAの営業活動には、当面上長か先輩の同行を必須とし、場合によっては他の部署へ異動させるとのことです。
■静岡県内での社員素行調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
外回りの営業活動は他の人の目が届かなくなるため、どうしてもサボりなどの不正が発生しやすくなります。日報の内容が全部嘘、などというケースは決して珍しくありません。放置すると業績に悪影響をもたらすため、疑いが生じたらすぐに対応することが大切です。お困りの際は、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。