皆様、こんにちは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、家を完全に閉め切った状態にしていたにもかかわらず、愛猫が家の中から消えてしまった事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■就寝前には確実にいたはずの愛猫がいない!?
依頼者:静岡県伊豆の国市 50代 会社員 Mさん
Mさんは毎晩、家の中を一周して戸締まりを確認してから寝ています。ついでに、愛猫のジロー君(仮名)が定位置で寝ているかどうかもチェックしているそうです。
「特に今の時期は寒いので、間違ってもジローを締め出すようなことがあってはならないと、必ず家の中にいることを確認していました。あの時もそうだった……はずなんですが」
先日の夜も、家中のドアや窓がしっかり施錠されていること、そしてジロー君がいることを確認してから、Mさんはベッドに入りました。ところが、翌朝起きてみると、家族が何やら騒いでいます。ジロー君が家のどこにもいないというのです。Mさんは「そんな馬鹿な」とジロー君を探してみたのですが……。
■いくら探しても愛猫は発見できず、脱走したと考え探偵に相談
「本当にジローがどこにもいないんです。いつもは呼べばすぐに出てくるのに……」
Mさんは、昨晩も寝る前に戸締まりチェックをしたこと、そしてジロー君が家の中にいたことを家族に説明しました。すると家族も、「起きてから窓やドアは開けていない」といいます。実際、改めて家の中をチェックしたところ、外とつながるドアや窓はすべて施錠されていました。
つまり、ジロー君は物理的に家から出ていけるはずがないのです。それにもかかわらず、ジロー君はいなくなってしまいました。まるで煙が消えるように。
Mさんは混乱するばかりでしたが、状況的にジロー君が脱走したと考えなければなりません。ジロー君は去勢済みながら元・野良猫なので、時間が経てば遠くへ行ってしまう可能性があります。仕事を休むわけにもいかないMさんは、思い切って探偵に捜索を依頼しました。
■側溝の中にいる愛猫を発見! 脱走経路は要調査
今回のようなケースの場合、「実は普通に家の中にいました」という結果になることが少なくありません。持ち物をなくした場合でも、よくある話ですよね。
とはいえ、ジロー君は生きている猫です。もし脱走していれば、そのまま遠くへ行って帰ってくれなくなったり、事故にあったりするかもしれません。そのため楽観視はせず、我々はすぐにMさん宅の近辺から捜索を行い、猫が通りそうな場所には捕獲器を設置して回りました。
すると数時間後、家から100mほど離れた場所で、側溝の中にいるジロー君を発見! やはり、ジロー君は脱走していたのです。移動距離からいっても、昨晩のうちに家を出ていたのはほぼ間違いないでしょう。Mさんは「この寒い中よくもまあ」と驚いておられました。
しかし結局、ジロー君の脱走経路はわからずじまいです。うっかり施錠を忘れた場所がないのであれば、猫しか通れないような隙間がどこかにあるということになりますが……。同じことが起きないよう、Mさんは家の中を詳しく点検してみるとのことです。
■静岡県内でのペット捜索調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
室内飼育をしているペットがいるご家庭では、ペットが脱走しないよう窓やドアの施錠を徹底するものです。しかし、どれだけ厳重に戸締まりをしていても、何らかの理由でペットが脱走してしまうことはあります。
「絶対に家の中にいる」「どうせそのうち出てくる」と楽観視するのは危険です。万が一ということもありますから、ペットの姿が見えなくなった時は、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。