皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、ペット禁止のアパートで密かに飼っていた飼い猫が逃げ出してしまい、捜索と引取先探しを並行して行った事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■飼い猫が逃げ出したが、そもそもマンションはペット禁止
依頼者:静岡県下田市 20代 会社員 Uさん
弊社にご連絡いただいた時のUさんは、大変な状況に置かれていました。飼い猫のホームズ君(仮名)が逃げ出してしまったのですが、問題はそれだけではありません。そもそも、Uさんの住むアパートはペット禁止。それにもかかわらずホームズ君を飼育していたことが、他の住人や管理会社にバレてしまったのだそうです。
「うっかり窓を開けっぱなしにしていたら、そこからホームズが逃げてしまって……。しかも、その様子をたまたまマンションの外にいた住人の方に見られてしまったんです。もともと鳴き声のせいで、誰か猫を飼ってる人がいるっていう噂は広まってたみたいで。速攻で管理会社に通報されて大目玉を食らいました」
問題はこの後の対応です。ホームズ君を連れ戻したところで、もうアパートで飼うことはできないでしょう。さて、どうしたものでしょうか?
■連れ戻しても猫は飼えない! 捜索と引き取り先探しを同時進行
Uさんが管理会社の人に相談したところ、以下のようなことを言われたそうです。
「本音を言えば、もうこのまま猫を放っておいてほしいくらいです。でも、飼い主としての責任を放棄させるわけにはいきませんし、野良猫になれば近所の方に迷惑がかかります」
「だから捜索はしていただきたいのですが、アパートで飼育するのはたとえ一時的でも認められません。ですので、知り合いなりペットホテルなり保護団体なり、引き取り先も探してください」
何もかも正論で、Uさんは「はい、わかりました」「申し訳ありません」と繰り返すしかなかったそうです。とはいえ、ホームズ君の捜索と引き取り先探しを、1人で同時に進めることはできません。そのためUさんは、探偵にホームズ君の捜索を依頼し、自分は引き取り先探しに専念することにしました。
■脱走した猫を無事に発見、保護団体に引き渡すことに
ホームズ君が脱走した日は休日でUさんは家にいましたが、ルール違反がバレたことのゴタゴタもあって、捜索はまったくできていませんでした。そのため、我々が捜索を開始したのは、脱走から約1日経過してからです。
Uさんによるとホームズ君は元野良猫で(かわいかったため連れ帰ってしまったとのこと)、拾ったのはほんの2ヶ月ほど前、しかも去勢していないといいます。このようなオス猫はかなりの距離を移動する可能性があるので、我々は急いで捕獲器を仕掛けて回るとともに、マンション周辺の怪しそうな場所を1つ1つチェックしていきました。
すると2日後、マンションから200mほど離れた場所の物陰で、のんびりくつろいでいるホームズ君を発見! この間、Uさんは引き取り先となる富士市の保護団体を見つけており、ホームズ君はそちらで保護されることになりました。Uさんは、今後は安易に野良猫を拾ったりはせず、アパートのルールもしっかり守るとのことです。
■静岡県内でのペット捜索調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
「野良猫を拾ったけど、うちじゃ飼えなくて……」というのはよくある話です。中にはこっそり飼育してしまう人もいるでしょう。そして事情がどうであれ、一度家族になった猫が脱走したら、飼い主は責任を持って見つけ出さなければなりません。お困りの際は、スマイルエージェント静岡までお早めにご相談ください。