皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、3日前に拾ってきたばかりの野良猫が脱走してしまい、探偵に捜索を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■3日前に拾ったばかりの野良猫が逃げ出した!
依頼者:静岡県磐田市 30代 会社員 Mさん
ある日Mさんは、家の近所で野良猫を拾い、ナナちゃん(仮名)と名付けました。買い物の帰りに何となく公園を通ったところ、茂みの中に身を潜めていたナナちゃんと目が合い、思わず拾い上げてしまったのだそうです。
「ナナはずっと私を見上げていて、まるで『拾ってくれ!』と訴えているようでした。私も前々から猫を飼いたいと思っていたので、運命的なものを感じたんです」
ナナちゃんはMさんに抱きかかえられても特に抵抗せず、家ではキャットフードをモリモリ食べ、まるで昔から住んでいる家かのようにくつろいでいました。そのためMさんも安心していたのですが、何と拾ってきてからわずか3日目、ナナちゃんの姿が見えなくなってしまったのです。
■家族の協力を得られず、探偵に猫の捜索を依頼
Mさんは大慌てでナナちゃんを探し回りましたが、家の中はもちろん敷地内のどこにも見当たりません。油断して窓やドアを閉め切らずにいたので、おそらくそこから逃げ出してしまったのでしょう。
Mさんは家族にも協力を求めましたが、急に猫を拾ってきたMさんに対し、ご家族はあまりいい顔をしていません。そのため、「何か嫌がることしたんじゃないの?」「すぐに逃げたっていうことは、やっぱり外にいたいんだろ?」「拾ってきたあんたが責任を持ちなさいよ」と冷めた様子……。
かといって、1人でナナちゃんを見つけ出すのは難しいでしょう。それに、会社を休んでまで猫探しをするわけにはいきません。Mさんは悩んだ末、「もうこれしかない」と探偵にナナちゃんの捜索を依頼しました。
■拾った公園で猫を捕獲! 今後については冷静に考えることに
ナナちゃんはつい先日まで近所の野良猫だったわけですから、外の世界に慣れているのはもちろん、周囲の地理にも詳しいはずです。すでに遠くへ行ってしまっている可能性が否定できないため、急いで周辺を捜索するとともに、捕獲器を設置して回りました。
もちろん、Mさんがナナちゃんを拾った公園にも捕獲器を設置。すると翌日、ナナちゃんが公園の捕獲器にかかりました。この公園はMさん宅から100m程度しか離れていませんから、Mさんの家はもともとナナちゃんのテリトリー圏内だったのではないでしょうか。そのため、自分の「ホーム」である公園にあっさり戻ってしまったのだと考えられます。
Mさんはひとまず安堵しつつも、このままナナちゃんを飼い続けていいのか不安になってきたとのこと。しかし、3日間とはいえ一緒に暮らした猫を公園に戻せば、それは捨てたのと同じになってしまうでしょう。今後ナナちゃんをどうするかは、冷静に考えてみるそうです。
■静岡県内でのペット捜索調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
新しく家族に加わった猫が、スムーズになじんでくれるとは限りません。不安やストレスが原因で、開いた窓やドアから逃げ出してしまうケースはよくあります。今回の事例のように野良猫を拾ってきた場合は、特に脱走のリスクが高いため注意が必要です。早期発見するためにも、ペットが逃げ出したらスマイルエージェント静岡までお早めにご相談ください。