皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、家の塀に謎の落書きがされる被害が続き、恐怖を覚えた被害者が犯人の特定を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■家の壁に謎の落書きが! 何度消しても書き直され……
依頼者:静岡県湖西市 40代 会社員 Iさん
ある日、Iさんは自宅の塀に落書きがされているのを発見しました。それはよくわからない幾何学的な模様で、何かのシンボルマークか魔法陣のようにも見えます。
Iさんは「タチの悪いいたずらだ」と思って落書きを消しました。しかし、落書きは1回では終わらず、それから何度も家の塀に落書きがされるようになったのです。ご近所に聞いて回っても、同じようなトラブルは起きていないようなので、Iさんの家が標的にされているのは間違いありません。
Iさんは警察に被害届を出すとともに、自宅の塀に「落書きするな、警察に通報済み」という張り紙もしました。しかし、多少頻度は落ちたものの、落書き犯があきらめることはなく、落書きに気づいては消すといういたちごっこが続いたのです。
■落書きの内容はだんだん不気味に。犯人の狙いは?
ご丁寧なことに毎回落書きの内容は違い、その上だんだん「クオリティ」が上がってきているといいます。ある日、息子さんが「今日はどんな落書きかな」「ちょっと楽しみになってきた」と笑ったので、Iさんは思わず「馬鹿! 誰が消してると思ってんだ!」と雷を落としたとか……。
が、ギリギリ笑い事にできたのもここまで。最近では落書きの内容が少し変化し、人間の顔や目などをモチーフにした不気味なものが増え始めたのです。昔話題になった「力士シール」を模したようなものもあり、Iさんは恐怖を覚えるようになりました。
「前の落書きも魔法陣のようなものだったし、犯人は自分に呪いでもかけたいんでしょうか。それとも、不安を煽って楽しんでいるんでしょうか……」
このままだと、いずれ落書き以上の被害に発展しかねません。そこでIさんは、探偵に犯人の特定を依頼しました。
■犯人は近所に住む女。動機は不明ながら被害はストップ
我々はIさん宅の周辺で、夜間の張り込み調査を行いました。落書きが発見されるのはいつも朝なので、落書き犯が夜間に出現しているのは間違いありません。
すると調査3日目、家を見張る我々の前に不審な人物が現れました。おそらく目立たないようにするためでしょう、前身黒っぽい服装で、マスクと帽子で顔を隠しています。不審者はスプレーを取り出し、慣れた手付きでIさん宅の塀に落書きを始めました。そして、わずか1分程度で不気味な模様が描かれ、犯人は速やかにその場を立ち去ったのです。
我々は犯人を尾行し、近所に住む女が犯人であることを特定しました。しかし、Iさんと犯人は面識がなく、なぜ犯人がこのようなことをしたのかわからないそうです。その後も数日おきに落書きが繰り返され、継続調査によって何度も証拠を確保できました。
数週間後のIさんからのご連絡によると、証拠がそろったので警察も動いてくれたものの、犯人は黙秘していて動機はわからずじまいとのこと。不気味さが増した感はありますが、ひとまず落書きは止んだので、Iさんもご家族もほっとしているそうです。ただ、再発の可能性は否定できないため、当面は注意していただきたいと思います。
■静岡県内での嫌がらせ調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
嫌がらせは犯人の正体や目的、動機などがわからないことが少なくありません。理由もわからないまま嫌がらせを受け続ける被害者は、強い恐怖を覚えるでしょう。このような被害にあっている時は、嫌がらせの証拠を押さえ犯人を特定することが何よりも重要です。お困りの際は決して泣き寝入りせず、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。