皆様、こんにちは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、管理職が「カラ接待」をしているという密告を受け、経営者が探偵に調査を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■メールで営業部長のカラ接待の告発が!
依頼者:静岡市清水区 70代 経営者 Iさん
ある日の朝、仕事関係のメールをチェックしていたIさんは、見慣れないアドレスからメールが届いているのを発見しました。しかもタイトルは「◯◯部長の不正行為について」。驚きつつも開いてみると、Iさんの経営する会社の営業部長が、いわゆる「カラ接待」を常習的に行っているという匿名の告発だったのです。
メールには「何月何日の何という店に行った領収書がカラ接待です」と具体的な情報が書かれており、社内の人間が送ってきたのは間違いありません。もし告発の内容が事実なら、営業部長が不正に経費を受け取っているわけですから、言うまでもなく処分の対象になります。どうしたものでしょうか?
■慎重に証拠を固めるべく、探偵に営業部長の調査を依頼
不正行為の真偽を確かめる方法は単純で、接待に使ったというお店に問い合わせて、領収書の控えを確認させてもらえばいいのです。ただ、お店側もグルになっている場合は、この方法は使えません。
接待の相手方に確認を取る方法もありますが、それでは他社にカラ接待疑惑を知られてしまう可能性があります。そうなると今後の関係に差し支える可能性もあるので、なるべく避けたいところです。
営業部長に問いただせば、意外とあっさり白状するかもしれません。しかしIさんは、言い逃れを防ぐためにも証拠を固めるべきだと考えました。そこで、探偵に営業部長の素行調査を依頼したのです。
■調査でカラ接待の証拠を確保、営業部長は処分へ
我々はIさんから情報提供を受け、取引先の接待の予定が入っている日に営業部長を尾行しました。しかし、立場上本当に接待をすることも多く、1~2回目は空振り。それでも粘り強く調査を続けた結果、3回目に営業部長が尻尾を出しました。この日は接待の予定が入っていたにもかかわらず、どこにも寄り道をせずに帰宅したのです。
そして後日、問題の日に接待を行ったという内容の領収書が提出され、営業部長は経費を精算しました。これで不正行為は確定です。さらに、これを根拠に過去の領収書を調べれば、営業部長がこれまで行ってきた不正行為を明らかにできるでしょう。
Iさんによると、内々で処理するか刑事告訴するかは、被害の規模と営業部長の態度次第だそうです。最低でも降格は免れないようですが……。
■静岡市での社員素行調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
経費の不正請求は、絶対に許してはならない行為です。会社が金銭的な被害を受けるのはもちろん、不正請求を知った従業員のモチベーションが低下したり、まねをする従業員が出てきたりする可能性があります。不正請求の疑いが浮上したら、すぐに対応することが大切です。お困りの際は、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。