皆様、こんばんは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、妻を誹謗中傷する怪文書が近隣にばらまかれ、犯人特定のために夫が調査を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■近隣に妻を中傷する内容の怪文書が……
依頼者:静岡市 30代 会社員 Oさん
ある日の朝、Oさんが出勤しようと家を出ると、お隣さんに声をかけられました。見れば、なぜか近所の方々が集まっています。何かあったのかと聞くと、お隣さんが「これが私らの家の郵便受けに入っていたんです」と、1枚のビラを手渡してきました。そのビラの文章に目を通して、Oさんは愕然。何と、Oさんの奥さんを中傷する内容だったからです。
怪文書の内容は、「◯◯は風俗で働いていたことがある」「万引きをして警察に捕まったことがある」などといったもの。Oさんはひとまず「妻には内緒にしておいてください」とご近所さんたちにお願いしました。しかし、タイミング悪く奥さんも出勤しようと外に出てきたため、事情を知られてしまうことに……。
■怪文書は何度もばらまかれ、内容もエスカレート
奥さんは「タチの悪い嫌がらせですよ」と怪文書を握り潰し、その日は普通に出勤しました。ところが、怪文書はそれから何度もばらまかれたのです。
文書の内容も、「飼っている猫を虐待している」「怪しい宗教団体に所属している」「学生時代に同級生をいじめて自殺に追い込んだことがある」などとエスカレート。ついには、「不倫相手の子供を妊娠して中絶したことがある」「今も不倫をしている」と、不貞行為を指摘するようになりました。
奥さんはそれでも「こういうのは相手にするのが間違い」と言い続けましたが、Oさんは「それは違う。放っておくとさらに悪化するかも」と説得。最終的には夫婦で警察に相談し、犯人を特定すべく探偵に調査を依頼することになりました。
■犯人は妻の同僚! 精神的に追い込み退職させるのが目的だった
我々がOさん宅の近隣で張り込み調査を開始すると、2日目の深夜に怪しい人物が現れました。その人物は、紙のようなものを家々の郵便受けに次々と入れていきます。顔はマスクで隠しているのでよくわかりませんが、どうやら女性のようです。
この人物を1時間ほど尾行して、住所や氏名を特定した我々は、その内容をOさんご夫妻に報告。すると奥さんは、「えぇっ!?」と声を上げて驚かれました。何と犯人は、奥さんの同僚の女性だったのです。
後日、奥さんが会社にこの件を報告し、上長が犯人を呼び出して説明を求めたところ、犯人は嫌がらせの事実を認めました。犯人は奥さんとあまり仲がよくなく、精神的に追い込んで会社を辞めさせるために怪文書をばらまいたのだそうです。そんなことのために、深夜に1時間もかけてやってくるとは……。もちろん、怪文書の内容はすべてデタラメでした。
現在、犯人は出勤停止になっています。会社はまだ処分を決めていませんが、懲戒解雇もありえるそうです。奥さんは「慰謝料請求や刑事告訴については、会社の処分が決まってから考えたい」と仰っていました。
■静岡市の嫌がらせ調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
誹謗中傷はとても卑劣な犯罪です。根も葉もないデマ情報を流布されれば、被害者は精神的に追い込まれ、社会的な評価も低下しかねません。放っておいても嫌がらせが止む可能性は低いので、毅然と対応することが大切です。お困りの際は、スマイルエージェント静岡までお気軽にご相談ください。