皆様、おはようございます。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Tです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、元彼につきまとわれているという訴えを受けて調査をしたところ、依頼者の思い込みであることが判明した事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■ある日から背後にストーカーの気配が……
依頼者:静岡県沼津市 20代 会社員 Nさん
「最近、誰かにつきまとわれている気がするんです。不安で仕事に集中できませんし、夜も十分に眠れません」
そう訴えるNさんは、心労のせいなのかやつれて見えました。Nさんがストーカーの存在を認識したのは、およそ3ヶ月前です。ある日、帰宅途中のNさんが夜道を1人で歩いていると、背後にずっと何者かの気配が。不安を覚えたNさんは走って逃げましたが、それ以来何度も同じようなことが起きるようになったのです。
しかし、ストーカーの姿は一度も確認できていません。加えて、待ち伏せや執拗な電話・メールといった他のストーカー行為もなく、証拠がまったくない状態でした。そのため、警察に相談してもあまり相手にしてもらえず、Nさんは困り果てていたのです。
■ストーカーの正体は、ひどい振り方をした元交際相手?
証拠こそありませんが、Nさんにはストーカーの正体に心当たりがありました。4ヶ月ほど前に別れた、元交際相手の男性です。別れを切り出したのはNさんで、かなりひどい振り方をしたらしく、Nさん自身も「ちょっとまずかったかな」と後悔していたのだといいます。
そのため、元彼が恨みや執着心からストーカーになったのではないかというのが、Nさんの推測でした。だからこそ、証拠がなくてもストーカーの存在を確信し、被害を訴えているのです。
元交際相手によるストーカー自体はメジャーなパターンなので、当たっている可能性も十分あるでしょう。とはいえ、証拠を押さえなければ断定はできませんし、警察を動かすこともできません。「1日も早く解放されたい」というNさんのご依頼を受け、我々は調査を開始しました。
■ストーカーは存在せず! 依頼者の思い込みだった
我々は1週間かけて外出中のNさんを見守り、ストーカーの出現を待ちました。週の半分以上はストーカーの気配を感じるそうなので、高い確率で正体を特定できるはずです。
ところが、結果としては完全にハズレでした。調査中、Nさんにつきまとう人物は一度たりとも出現しなかったのです。一方、Nさんは「確かに探偵以外の気配を感じていた」といいます。
我々とNさんは、調査報告書を見ながら慎重に相談。そして最終的に、ストーカー被害はNさんの思い込みであるという結論を出しました。あくまでも推測ですが、Nさんは元彼にひどいことをしたという自責の念から、元彼が自分を恨んでストーカーになっていると信じ込んでしまったのでしょう。
Nさんは「ひどい振り方をした挙句、勝手にストーカー扱いしていたなんて、本当に恥ずかしいです」と反省しておられました。今後は不安定になったメンタルを回復させるため、しばらく通院して治療を受けるそうです。
■ストーカー調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
ストーカーが本当にいるのか、そして正体が誰なのかは、調査をしてみることで初めて確定します。今回の事例のように思い込み・勘違いであることが判明したり、まったく予想外の人物が犯人だったりするケースもあるのです。
いずれにしても、平穏な生活を取り戻すためには、ストーカーの気配を感じた時点で対応する必要があります。お困りの際は、すぐにスマイルエージェント静岡までご相談ください。