皆様、おはようございます。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、外出中に猫がキャリーバッグから脱走してしまい、飼い主が探偵に捜索を依頼した事例をご紹介します。
※ご依頼者様には、氏名などの個人が特定される情報を公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■信号待ちの最中、キャリーバッグから愛猫が脱走!
依頼者:静岡県静岡市 30代 会社員 Kさん
静岡市に住むKさんは、ある日愛猫のルナちゃん(仮名)を連れて、磐田市の友人宅を訪問しました。ルナちゃんは、この友人から「里親を探している人がいる」との情報をもらって引き取った猫だったので、久しぶりに見せに行っていたのです。
その帰り道、磐田駅まで向かう途中で信号待ちをしていたKさんは、まっすぐ前を見ていました。すると突然、少し離れた場所にいた男性が、Kさんに向かって叫んだのです。
「お姉さん、猫逃げてるよ!」
驚いたKさんがキャリーバッグに目をやると、何とフタが開いていてルナちゃんがいません。そして周囲を見回すと、ルナちゃんがすごい勢いで走り去っていくではありませんか。この時のスピードは、「普段絶対に見せないもの」だったそうです。さあ、大変なことになりました。
■猫は遠くへ行ってしまったのか? 限界を感じ探偵に捜索を依頼
脱走したルナちゃんを慌てて追いかけたKさん。しかし、ルナちゃんはあっという間に路地へと姿を消してしまい、名前を呼びながら走り回っても出てきません。30分ほど探しても見当たらず、Kさんは途方に暮れてしまいました。
やむをえず友人に連絡したところ、すぐに駆けつけてくれたものの、2人で探し回ってもルナちゃんは見当たりません。何しろものすごい勢いで逃げていたので、もしかするとすでに遠くに行ってしまったのではないか? だとすれば、探し出すのは不可能では? そんな不安がKさんを襲います。
すると友人から、「プロに捜索を依頼した方がいい」という提案が。確かにこのままでは埒が明かないと考えたKさんは、探偵にルナちゃんの捜索を任せることにしました。これ以上友人を巻き込むわけにはいかず、そこまで地理に詳しくない磐田市で無理はできないことも考慮しての判断です。
■民家の物置の下で愛猫を発見。実は近くにいた!
ルナちゃんは磐田市生まれの猫ですが、以前世話をしていた人はもっと離れた場所に住んでおり、そもそもずっと室内飼育なのだそうです。加えて、Kさんに引き取られてからすでに1年以上経過しているため、脱走した地域の地形を理解しているとは思えません。
このような場合、猫はあまり遠くへ移動せず、しばらくはすぐ近くに潜伏している傾向があります。そのため我々は、ルナちゃんがいなくなった場所から捜索を開始し、どんなに狭い隙間も徹底的に調べました。
すると、失踪ポイントから100mも離れていない場所の民家で、物置の下のわずかな隙間に入り込んでいるルナちゃんを発見! コンクリートブロック1つ分の隙間でも、猫であれば入り込めるのです。
Kさんも「そんなに近くにいたんですか?」「確かこの場所も探したと思うんですけど……」と苦笑いしておられました。ルナちゃんは多少怯えた様子があったものの、外傷も見当たらず一安心。脱走の原因は、キャリーバッグのフタがしっかり閉まっていなかったことだと思われるため、今後は確認を徹底するそうです。
■静岡県内でのペット捜索調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
ペットを連れて遠方へ出かける人は大勢いますが、もしその場所でペットが脱走してしまうと、地理に明るくない分探すのは非常に大変です。このような場合は、その土地に詳しくペット捜索を得意とする探偵を頼るといいでしょう。スマイルエージェントは全国各地に拠点を構え、ペット捜索の経験も豊富です。お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。