皆様、こんにちは。
静岡県の探偵事務所「総合探偵社スマイルエージェント静岡」の調査員Sです。
いつも当探偵ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は、縁の下にいるのが好きな愛猫が突然騒ぎ出し、それから姿が見えなくなってしまった事例をご紹介いたします。
※ご依頼者様には、氏名などを公表しないことを条件として、記事にすることをご了承いただいております。
■縁の下から愛猫の大きな鳴き声が！
依頼者：静岡県掛川市 60代 自営業 Eさん
Eさんの飼い猫のケンタロウ君（仮名）は、暗いところにいたいのか縁の下が大好きで、姿が見えなくなると大抵そこにいるそうです。本当は家の中にいてほしいと思うものの、名前を呼べばちゃんと出てきてくれるので、Eさんはケンタロウ君の好きなようにさせていました。縁の下でうるさく鳴くなど、問題行動も特に起こしていなかったといいます。
ところがある日、Eさんが居間でくつろいでいると、突然床下から「ふぎゃー！」という鳴き声が聞こえてきました。鳴き声は数回続き、やがて静かに。何かあったのかと思ったEさんは、縁の下をのぞき込んでケンタロウ君の名前を呼びました。しかし、いつもと違ってケンタロウ君が出てきません。その上、懐中電灯で中を照らしてみても、彼の姿が見当たらなかったのです。
■愛猫は「侵入者」を追いかけて外に飛び出した？
Eさんは直前の状況から、野良猫か何かが縁の下に入り込み、ケンタロウ君とケンカになってしまったのだと考えました。おそらく撃退には成功したのでしょう。しかし、縄張りを荒らされたと感じたケンタロウ君は、侵入者を追いかけて外に出て行ってしまったのです。
時間が経てば戻ってくるだろうと思ったEさんでしたが、何時間経ってもケンタロウくんは帰宅しません。何度か縁の下を確認しても姿はなく、Eさんはだんだん不安になってきました。そもそもケンタロウ君は、小さい頃に人からもらってきて以来、ずっと家の中で生活しています。外の世界で生きていく能力はないのです。
Eさんはご近所さんを回って情報提供を求めましたが、残念ながら収穫はなし。やがて辺りも暗くなってきて、探し回るのは難しくなりました。そこで思案した結果、Eさんは探偵にケンタロウ君の捜索を依頼することにしたのです。
■やっぱりそこか！ 近所の家の縁の下で愛猫を発見
ケンタロウ君は縁の下にいるのを好み、しかも室内飼育で外の世界を知りません。行方不明になった猫は、暗がりや狭い場所でじっとしていることがよくあるのですが、ケンタロウ君の場合はその可能性がより高いと考えられます。それこそ、他の家の縁の下にいる可能性もあるでしょう。我々は、ケンタロウくんが好みそうな隙間や暗がりも見逃さず、慎重に捜索を行いました。
すると予想通り、他の家の縁の下でケンタロウ君を発見！ この家は、Eさんのご自宅から直線距離にして100mも離れていない場所でした。ケンタロウ君は、興奮して外に飛び出したものの自宅に戻れなくなってしまい、似たような場所で大人しくしていたのでしょう。Eさんはひとまずホッとしておられましたが、今後はケンタロウ君の脱走防止に加え、「侵入者」を防ぐための対策も考えた方がよさそうです。
■掛川市のペット捜索調査は、スマイルエージェント静岡へ！
飼い猫が何かに興奮し、家を飛び出して行ってしまうケースはよくあります。近年では猫の完全室内飼育が推奨されていますが、それを徹底された猫は外の世界を知りませんから、勢いで外に出ると帰宅できなくなることが珍しくありません。無事に連れ戻すためには、早めの対応が最も大切です。ペットの姿が見えなくなったら、すぐにスマイルエージェント静岡までご相談ください。
