コロナ禍における探偵の調査のススメ【行方調査】

新型コロナウイルスの感染拡大は、世の中に大きな混乱をもたらしました。その結果として増加しているのが自殺です。今の状況下でご家族や友人が行方不明になったら、自殺の可能性を疑って早急に探し出さなければなりません。今回は、コロナ禍における行方調査の必要性について解説します。

 

2020年の自殺者数は11年ぶりに増加

警察庁と厚生労働省の発表によると、2020年の自殺者数は11年ぶりに増加しました。全体では前年比912人(4.5%)の増加で、特に女性と若者の増加が目立ちます。男性に限るとわずかに減少していますが、直近数ヶ月ではやはり増加傾向にあり、年代や性別を問わずに増加していると考えるべきでしょう。

 

さらに、20213月の自殺者数は前年同月比で9.5%増と、自殺の増加がさらに鮮明になりました。特に女性は28.9%も増加し、10ヶ月連続で前年を上回っています。このような事態の原因と推測されているのは、もちろん新型コロナウイルスの感染拡大です。感染したわけではありませんが、自殺者もまた新型コロナの犠牲者と考えなければなりません。

【参考】

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG141IM0U1A310C2000000/

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210409/k10012965401000.html

https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R03/R02_jisatuno_joukyou.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/202103-zantei.pdf

 

■経済的な問題と社会からの孤立が自殺を招く

コロナ禍で自殺者が増えている理由は、大きく分けて2つあります。1つは、雇用環境の悪化による困窮です。感染拡大防止のために経済活動を抑制した結果、多くの企業が経営悪化や倒産に追い込まれました。その結果、職を失う人が相次ぎ、特に若い世代や非正規雇用者にしわ寄せが行っています。就職先が見つからなかった新卒者も多いでしょう。

 

そしてもう1つは、社会からの孤立や精神的な負担の増加です。感染を防ぐためには外出を制限せざるをえず、親族や友人にも気軽には会えなくなりました。さらに、世の中の混乱が終わる兆しが見えないため、誰にも相談できないまま精神的に追い詰められていく人が増えているのです。みなさんのすぐ近くにも、苦しんでいる人がいるかもしれません。

 

■警察が動いてくれない時は探偵が頼りになる

自殺を考えている人は、ある日突然行方をくらませることがあります。コロナ禍においてご家族や友人が失踪した場合、自殺を考えている可能性は十分あるでしょう。手遅れになる前に、1分でも早く探し出さなければなりません。

 

行方不明者の捜索では警察が頼りになりますが、積極的に捜索してもらえるとは限らないという問題もあります。コロナ禍であっても、「自殺の危険がある」と判断されるためには、ほのめかしや遺書の存在といった材料がいるからです。警察が動いてくれない時は、別の方法で行方不明者を探し出す必要があります。

 

そこでおすすめなのが探偵の調査です。探偵は警察と異なり、事情に関係なく行方不明者を捜索することができます。コロナ禍においては、「失踪=自殺」という前提で動くのがベストです。大切な人が行方不明になった時は、警察と並行して探偵にも相談してみましょう。

 

■コロナ禍における行方調査は、スマイルエージェント本部へ!

このコラムを執筆している現在、三度目の緊急事態宣言が発令されました。今後も新型コロナの影響が続き、自殺が増え続ける可能性は非常に高いため、十分に警戒しなければなりません。スマイルエージェント本部でも、行方調査を強化しております。11秒を争う問題ですから、お困りの時はすぐにご相談ください。