配偶者との離婚が成立したものの、子供との面会や養育費の支払いを巡ってトラブルが続くケースはよくあります。話し合いで解決できればいいのですが、事態の悪化によって嫌がらせや暴行につながるケースもあり、十分に注意しなければなりません。今回は兵庫で発生した事件を参考に、嫌がらせ対策の重要性について考えてみましょう。
【参考】
https://megalodon.jp/2022-0831-1242-47/https://sun-tv.co.jp:443/suntvnews/news/2022/08/26/57000/
■元妻をリベンジポルノで脅迫した男が逮捕
2022年8月26日、兵庫県加東市に住む会社員の男が脅迫の疑いで逮捕されました。容疑の内容は、4年前に離婚した元妻に対し、過去の性行為の動画をインターネット上に流すと脅し、性的関係を迫ったというものです。脅迫行為は24日夜遅く~25日未明にかけて、無料通話アプリ「LINE」を使って行われました。
これはいわゆるリベンジポルノなので、警察が見逃すはずがなく、すぐに逮捕されたのも当然といえるでしょう。嫌がらせの動機は「子供との面会を拒否されたこと」であり、お酒の勢いも手伝っての犯行とのことです。要求の内容が「子供に会わせろ」ではなく「性的関係」である辺り、本音が何なのかはかなり怪しいのですが……。
■子供との面会を巡るトラブルは非常に多い
容疑者の証言を信用するなら、今回の事件の背景には子供との面会を巡るトラブルがあったことになります。これは離婚した夫婦間において、非常によく発生するトラブルの1つです。今回の場合、現在報道されている情報だけでは、元妻の面会拒否に正当性があったのかどうかはわかりません。
というのも、非監護親(親権者でない親)との面会は「子供の権利」としての性質が強いからです。そのため、離婚の原因が非監護親の不倫であろうと、養育費の支払いが滞っていようと、面会を拒否していい理由にはなりません。面会を拒否できるのは、子供への虐待・連れ去りが予想される場合や、子供自身が面会を拒否している場合などに限られます。
しかしながら、容疑者が理不尽に面会を拒否されたのだとしても、リベンジポルノが許されるわけではありません。元配偶者との間でトラブルを抱えているなら、嫌がらせや暴力に発展する可能性も考慮しておき、実際に発生したら対策を打つ必要があります。
■嫌がらせを受けているけれど証拠がない……そんな時は探偵にご相談を!
今回の事件における脅迫行為は、LINEのメッセージという確実に証拠が残る方法で行われたため、警察も動くのが早かったのだと推測されます。もちろん、リベンジポルノという犯罪の重大性も考慮されたはずです。容疑者の要求が、子供との面会という権利の行使ではなく、性的関係だったことも影響しているのかもしれません。
しかし、証拠が残りにくい方法や、警察が介入しにくい方法での嫌がらせを受けているケースはたくさんあります。特に子供がいる夫婦は、離婚しても関係を断つのが難しく、泣き寝入りしている人もいるのが実情です。
このような場合に身を守るためには、探偵の調査によって嫌がらせの証拠を押さえ、警察を動かすしかありません。探偵は事件性が薄い個人間のトラブルでも対応できるため、いつでも強い味方になってくれます。元パートナーからの嫌がらせに毅然と対抗するためにもまずは探偵に相談してみましょう。
■嫌がらせの証拠の入手は、スマイルエージェント本部にお任せ!
子供がいない夫婦が離婚すれば、その後は赤の他人になります。しかし、子供がいれば当面は付き合いを続けなければならず、それがトラブルの火種になることもあるでしょう。平穏な生活のためにも、決して泣き寝入りしないことが何よりも重要です。元パートナーからの嫌がらせに対抗したい時は、スマイルエージェント本部までお気軽にご相談ください。