【沖縄・公立学校不法投棄事件】子供のやったことも嫌がらせのきっかけになります!

他人への嫌がらせの手段はいろいろありますが、定番の1つが「ゴミの放置」です。一般の住宅はもちろん、公共施設が標的にされることもあります。本当に些細なトラブルをきっかけに悪質な嫌がらせが始まることもあるため、十分な注意が必要です。今回は、沖縄の公立学校で発生した不法投棄事件を参考に、嫌がらせ対策の重要性について解説します。

 

【参考】

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cd1b7303945e956bcf845524a2a44d22bac47ea

https://megalodon.jp/2022-0810-1143-03/https://www.okinawatimes.co.jp:443/articles/-/969163

■公立学校に大量のゴミが投棄される

2022年61日、沖縄市内に住む無職の男性が、廃棄物処理法違反の容疑で書類送検されました。容疑の内容は、202010月~202110月頃にかけて、公立学校の中庭や正門などに多量の廃棄物を投棄したというものです。

 

投棄されたのは食品容器や紙くず、空き缶などの生活ごみで、8回にわたって捨てられていました。総重量は何と66.8kgにも上り、一度に約24.5kgものゴミを運び込んだこともあったといいます。学校側も清掃するのに相当苦労したでしょう。子供たちの学校生活を脅かす行為でもあり、警察が動いたのも当然といえます。

 

■ゴミの放置は不法投棄、立派な犯罪です!

今回の事件を見てもわかるように、ゴミを所定の場所以外に放置することは廃棄物処理法違反(不法投棄)であり、立派な犯罪です。罰則も意外と重く、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその両方となっています(個人の場合)。これは器物損壊罪よりも重い罰則なので、嫌がらせとしては落書きよりも悪質ということです。

 

また、ゴミの放置に適用されうる法令としては、軽犯罪法違反や迷惑防止条例違反なども考えられますが、今回の事件ではより重い廃棄物処理法違反でした。ゴミの量があまりにも多く、とても「ポイ捨て」では済まされないからでしょう。公共施設であれ一般住宅であれ、このような嫌がらせを受けているなら毅然と対応する必要があります。

 

■嫌がらせの動機は生徒の暴言。決して他人事ではない

今回の事件におけるもう1つの重要なポイントは、嫌がらせの動機です。犯人の説明によると、嫌がらせに及んだのは「学校の生徒が暴言を吐いたから」とのこと。どのような暴言だったのかは不明ですが、約1年間にもわたって大量のゴミを投棄したのですから、強い恨みを抱いていたと推測されます。

 

「たかが悪口くらいで」「子供の言ったことでしょう」と思うかもしれませんが、これは嫌がらせの動機としてはまったく珍しくありません。世の中、何が原因で恨みを買うかわからないのです。実際今回の事件では、一部の生徒がやったことのために学校全体が被害にあったわけですから、ほとんどの生徒や先生方にとってはとばっちりといえます。他人事だと思わないことが大切です。

 

■嫌がらせの証拠の入手・犯人特定は、スマイルエージェント本部にお任せ!

今回の事件では、公共施設である学校が標的になったこと、そしてゴミがあまりにも大量だったことから警察も動いたと考えられます。しかし、標的が一般の住宅だったら? あるいは、ゴミの量がそれほど多くなかったら? 警察が動いたかどうかはわかりません。

 

もし警察が積極的に動かず、犯人の正体もわからないような場合は、探偵の調査を利用するのがおすすめです。嫌がらせの証拠を押さえ犯人を特定すれば、それを基に警察を動かすことができます。嫌がらせの被害にあっている時は泣き寝入りをせず、ぜひスマイルエージェント本部にご相談ください。