盗聴器は、どのような場所にも仕掛けられる可能性があります。特に、企業のオフィスや役所などに仕掛けられた場合、顧客や一般市民の重要な情報が漏れるおそれがあるため、大いに警戒しなければなりません。今回は、兵庫県川西市で発生した市役所盗聴事件を参考に、盗聴の怖さと対策の重要性について解説します。
【参考】
・庁舎内で盗聴器発見の兵庫 川西市役所 市長“対策強化へ検討”
・市役所内で盗聴器発見、最長で1年設置の可能性…半径200mに電波
・市役所で盗聴器発見 「盗聴電波が出ている」テレビ制作会社が発見、コンセント内に 川西市
「設置は1年以内か」川西市役所で盗聴器見つかる…半径200m範囲で電波拾える装置(2021年11月22日)
■兵庫県川西市の市役所に盗聴器が!
2021年11月22日、兵庫県川西市から衝撃的な発表がありました。何と、市役所の庁舎から盗聴器が発見されたというのです。設置されていたのは、一般の人は立ち入れない4階の執務室で、盗聴器は市販されているコンセントタップ型。電波の届く距離は半径200mほどで、状態から見て1年以内に設置された可能性が高いといいます。
川西市によれば、盗聴器が設置されていた場所は市の機密情報や市民の個人情報を扱う場所ではなく、重要な情報が流出した可能性は低いとのこと。犯人や設置の理由は、今のところわかっていません。川西市では警察に被害届を出すとともに、セキュリティー面の課題があるとして、防犯カメラの増設などの対策を取るそうです。
■盗聴器発見のきっかけは、テレビ番組の取材だった
今回の事件が注目された理由は、盗聴されていた場所が市役所だったこと以外にもう1つあります。実はこの盗聴器、12月1日にTBS系列で放送されたテレビ番組「犯人に告ぐ!盗聴盗撮 怒りの追跡バスターズ第9弾」の取材過程で発見されていたのです。
報道によると10月26日、この番組の制作会社と調査会社が川西市役所を訪れ、庁舎から盗聴電波が出ていることを報告。11月3日に庁舎内を調査したところ、本当に盗聴器が発見されたのです。もちろんこの取材の内容は、番組内でもしっかり取り上げられました。
制作会社と調査会社は、番組のために街中の電波を調べて回っていたわけですが、まさか市役所から盗聴器が出てくるとは思っていなかったのではないでしょうか? 結果的に、盗聴器の恐ろしさを伝えるという番組の目的は、十二分に果たされたといえます。
■オフィスや役所でも盗聴器発見調査をしてみましょう
今回の事件はまだ捜査中ですが、犯人や設置の目的は永久に判明しないかもしれません。ただ、はっきりと言えることが2つあります。1つは、企業のオフィスや役所などに盗聴器が仕掛けられる可能性は常にあり、十分警戒しなければならないこと。そしてもう1つは、しっかりと調査をすれば盗聴器は発見できるということです。
何しろ川西市役所の盗聴器は、調査会社が電波をキャッチしたことが発見につながりました。これはまさに、盗聴器発見調査の有用性を物語っています。最新の機材と専門的な知識をもってすれば、大抵の盗聴器を高確率で発見できるのです。今回の事件の報道で不安を覚えた方は、一度探偵に盗聴器発見調査を依頼してみてはいかがでしょうか。
■盗聴器の発見調査は、スマイルエージェント静岡にお任せ!
盗聴器は、誰が・いつ・どんな目的で設置していくかわかりません。川西市役所の盗聴器が発見されたのも完全な偶然といってよく、運が悪ければ何年も情報が漏れていた可能性があります。機密情報を守るためには、盗聴器発見調査を定期的に行うのが最も確実です。まずは、スマイルエージェントsじまでお気軽にご相談ください。